小野大地さんの舞台裏エピソード
演者から見た怖がらせ隊
01 怖がらせ隊を知った(役者として参加した)キッカケを教えて下さい。
怖がらせ隊の前身であるバケサーの企画、シカバネ迷宮編のテストプレイに参加したのが始まりでした。
そこで岩名プロデューサーから次回作ゾンビバトルロワイヤルの構想を聞かされ、参加を決めました。
02 実際演じてみてどうでした?
ゾンビバトルロワイヤルは、お客様が実際に登場人物たちと会話する事で世界観が深まる、大変にインプロ色の強いものでした。
演じる上での自由度の高さはそのまま高いハードルとなりましたが、その世界に没入してくれるお客様の存在に大いに助けられた事を憶えています。
03 ホラーやお化け屋敷は好きですか?
大好きです。自分の関わるイベントでも、よくこんな事を考えます。
もし、何も知らない状態でこのイベントを体感できるとしたら、どんなに心躍るだろうか、と。
04 お客さん側で体験したことはありますか?あったら体験エピソードを聞きたいです!
商店街を使ったスパイ体感イベントに参加した時の事です。
モニターの向こうに居る司令官がミッションの説明の他、逐一指示をくれるのですが、この司令官の音声、実は事前に録った私の声でした。
ミスする度に「何をやっている!」「モタモタするな!」などと自分の声に叱責され、ミッションを進めていきました。
05 プロデューサー岩名の言葉で印象に残ってることってあります?
映画や舞台以外にも役者が活躍できる場を作りたいと話をしていました。
良い作品を生み出そうとするだけに留まらない姿勢には感服します。
06 参加してきたイベントの中で、印象に残る思い出があれば教えて下さい。
シカバネ迷宮編のテストプレイを行なっている時の事です。
およそ場に似つかわしくないバールが置かれているのを発見しました。
それはスタッフの誰かが置き忘れた物だったらしいのですが、私は攻略に使えるアイテムだと考えました。
ホラージャンルにおけるバールの使い道は1つしかないですね。
シカバネと化した岩名プロデューサーを殴打しようとした所を、必死に止められました。
07 お化け役も人間役も、沢山の人の前で演じることってプレッシャーがかかりません?途中で辛かったことや大変だったことはありますか?
たくさん人が居たら嬉しいです。辛いのは、人が居ない事です(笑)
08 逆に嬉しかったことはありますか?お客さんの反応など!
お客様の反応はいちいち嬉しいです。
掛けてくれた温かい言葉は胸に刻まれています。
SNSで話題にしてくれたり、ファンアートまで描いてもらえた日には心臓を捧げたくなります。
09 演技中に気をつけていることはありますか?
素の自分が出ないようにとか、伝わりやすいようにとか、あれこれ考えますが、1番は口臭ですね。
10 今年も何かしらのイベントで登場するんですよね?(笑)
もちろんです。
頼まれてもいないのにスケジュール空けてますから。
11 これから将来に向かって頑張りたい事などがあれば教えて下さい!
バイオハザード:RE2のハードコアモードでランクS+取りたいと思います。
12 お化け屋敷を「怖がらせ隊」へ依頼しようか迷っている方へ、メッセージがあればお願いします。
僅か6畳ほどの空間ですら様々なイベントを行えてしまう驚異の団体です。
場所や予算面に困難があったとしても、まずは1度話をされてみてはいかがでしょうか。
13 ホラーが苦手なお客さんへ、怖がらせ隊のお化け屋敷に入ろうか迷っているお客さんへ一言!
怖い、という事は正常な反応ですから、強がる必要はありません。
その恐怖が、やがて癖になりますから。
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